衰退する地方公営ギャンブルと大都市で検討されるカジノ

私が初めて公営ギャンブルを経験したのは、大学生の頃友達に誘われて訪れた地方競馬場です。

最寄り駅で電車を降りると、そこには競馬新聞を握り締めた中年男性が至る所にたむろし、その独特の空気感がなんだか来ては行けない所へ来ているように感じました。

その他は、オートレース場に1度行ったことがある程度で、どちらも大金を得るには至らなかったことが不幸中の幸いだったのかもしれません。

両親共にギャンブルには興味がなく、賭け事には縁の無い環境で育ったこともあり、その後も私が賭け事にはまることはありませんでした。

国会ではカジノ法案が取り沙汰される一方で、地方自治体の公営ギャンブルからの撤退が相次いでいます。

とりわけ、競輪の売り上げ低迷は深刻で、既に千葉競輪場、川崎競輪場、小田原競輪場が閉鎖されています。

公営ギャンブル衰退の原因は、ファンの高齢化と若者のギャンブル離れです。

2012年に実地されたアンケート調査では、公営ギャンブル来場者の内、60歳以上が占める割合は60%、来場者の平均年齢は59歳でした。

今や公営ギャンブルは、高齢者が支えているのが現状なのです。

敗戦後の地方財政復興の役目は終わり、脱公営ギャンブルの流れは今後も続きます。https://www.handwerk-magazin.co/